土壌改良のアルファクリーン工法
株式会社大浜組は重金属汚染土の土壌改良にアルファクリーン工法を提案いたします。
アルファクリーン工法は一般社団法人 沖縄県環境・エネルギー研究開発機構が技術提供する工法で、土壌汚染対策法に指定される第二種特定有害物質 (重金属類)で汚染された土壌、建設発生士、ばいじん、燃え殻 、汚泥 、鉱さいに薬剤を散布・混合することにより、土壌溶出量基準以下にする工法です。
アルファクリーン工法は低コストで、現場レベルで仕様決定が可能、不可逆的に土壌溶出量を減少させることができます。また、大型案件に対応するためオンサイトでの施工も可能です。
アルファクリーンの実施施工例 (土壌汚染対策)
アルファクリーンは、土壌中に含まれる重金属を、資材主成分であるカルシウムとアルミニウムにより二次鉱物化過程で、その構造中に取り込み、強固に結合するため、有害物の吸着不溶化機能も有しています。
対象の汚染士と事前試験により決定した所定量の不溶化材を汎用重機で撹拌・混合します。処理後、土坂を整地し2 ~ 3 日間 (最長1週間程)養生します。オンサイト 施工の為、汚染土の運搬および新たな埋め戻し土を搬入する工程が省け、CO2排出や埋立処分場の許容量を圧迫しない等、環境食荷の側面でも有用性の高い施工方法といえます。
金属不浴化材の原理と適用可能対象
汚染物と不溶化材が混合することで化学反応が起こり、難溶性の化合物を形成、不溶出化します。また、材料によっては天然鉱物を形成し、その構造要素の1つとして汚染物質を取り込み溶出を抑制します。
アルファシリーズは、様々な対象に対して使用可能です。
アルファクリーン設備仕様[コマツBZ- 210- 3]
作業量設定範囲:4 0 ~ 1 5 0 m3 / h
原料エホッパ容量:1.4 m3
最大異物塊寸法:200mm
固化材ホッパ容量:3.0 m3
固化材供給量:3.0 m 0.9~15m3/h
固化材添加量調整範囲:9 ~400 kg/ m3
アルファクリーンの特徴・安全性・環境浄化機能
- アルファクリーンは、重金属イオン等が共存する場合でも同時処理が可能。
- 土壌との混和性が高く、施工性が向上。
- 個々の現場に最適化するように、検討試験を通して仕様変更可能。
- アルファクリーンは、改質効果や消臭効果も期待できます。
- アルファクリーンは、「土壌の汚染に係る環境基準について(平3告46、平26頃告44終改正)」および「ダイオキシン類による土壌の汚染に係る環境基準(平1 1告68、平21歳告1 1最終改正)」を満たしています。
- アルファクリーンは、環境浄化機能を有しており、消臭対策、分別、水質汚濁防止等幅広い範囲での適用が可能です。
株式会社大浜組
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